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革財布のメンテナンス以前の話として、ずっとポケットに入れっぱなしにしておくと、形が崩れて歪んでしまいます。 日々のお手入れ云々かんぬん言う前に、家に帰ったら服を脱ぐ前に財布をポケットから出してあげましょう。 財布だってお疲れなのです。 実際に財布がどれだけ疲れているかはともかくとして、窮屈なポケットに入れっぱなしだと、革が変な形で癖が付いてしまうこともありえます。 革は経年変化する素材です、その経年変化の途中で、ずっと狭いポケットに押し込まれたままだと変な形に癖が付いてしまうのは当然な話です。 ポケットの中は湿気もあるので、湿気に弱い革を乾かしてあげるという意味合いもあります。 湿気を吸って弱っているところで、ずっと窮屈なポケットに押し込んだままだと革が傷んでしまうのも当然ですね。 ■家に帰ったらポケットから財布を出す習慣を ポケットから財布を出すのは日々の習慣にしましょう。 いつもの癖で、そのまま脱いでしまうと、財布がどの服のどのポケットに入っているかわからなくなることもあります。 しかも、朝急いでいる時に限って、見つからないとかよくあります、財布が拗ねてストライキを起こしている可能性もありますが、ちゃんとポケットから出して、財布を置く所定の場所を定めておけばこんなことにはなりません。 また、ポケットに入れたままにしてると、ついうっかりそのまま洗濯してしまうという悲劇もありえます。 革は水に弱いので、洗濯機は致命傷です。 家に帰ったらポケットからすぐに出すようにしていれば、こんな悲劇も避けられます。 後は地味に重要なのが、安全なところに置いておくということです。 これは革が傷つかないようにとかいう意味じゃなく、盗難的な意味です。 ポケットから出した方がいいと言っても、財布をそこら辺にほっぽり出さないようにしましょう。